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初めて子犬を飼われる方や、愛犬のしつけでお困りの方、正しい子犬との接し方を覚えて より豊かなパートナー関係を築きましょう。

子犬のしつけ

発症するとほぼ100%死にいたる感染病

狂犬病は、人獣共通感染症のひとつですべての哺乳類がかかる病気で、1970年以前には日本でも大流行しました。 感染している動物に噛まれることで感染し、早くて2週間、遅くても数年後に発症することもあります。発祥するとほぼ100%死にいたるというとても怖いものです。 しかし、1971年ころから日本で報告例が現在にいたるまでなく完全に絶滅している状態です。 海外ではいまだに狂犬病は存在し、2007年に日本人の旅行者が海外で犬に噛まれて感染し、帰国後亡くなった事件がありました。 狂犬病発症率が高い国へ渡航する予定がある場合は、動物に安易に近づかない事を心がけ、動物との接触が考えられる場合にはあらかじめ予防注射を受けておくと安心です。 島国である日本では完全に撲滅できましたが、いつまた海外からの狂犬病が日本で発祥しても蔓延させずに防げるように狂犬病の予防接種を飼主には義務づけられています。しかし、近年は狂犬病ワクチンの接種率が下がってきているといわれています。愛犬を守るためだけでなく、人命を守るためにも必ず接種させましょう。 狂犬病の予防注射の料金は3,500円です。 初めて予防注射を行う犬には登録料として、別途3,000円かかります。 ・狂犬病を接種すると鑑札と注射済証がもらえます。

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犬が蚊に刺されることによってかかる感染病

フィラリアとは、蚊の媒介により犬の心臓や肺の血管に寄生し、血液中の栄養分を吸って生きている20〜30cmのそうめん状の寄生虫のことです。(フィラリア成虫) 感染すると肝臓や腎臓にも異常をきたし、苦しそうな呼吸、痩せる、腹水がたまる、貧血気味、散歩に行きたがらないなどの症状がでてきます。 フィラリアは犬から犬へ直接感染することはなく、犬同士がじゃれあったり、ふざけてかみ合ったりすることで移ることはありません。 フィラリアに感染した犬の血液の中にはフィラリア成虫の子供「ミクロフィラリア」が存在します。蚊はその血液を吸い、ミクロフィラリアは蚊の体内で「感染幼虫」に成長します。そして後に正常な犬の血液を吸う際に、感染幼虫を運んでしまい感染してしまいます。 予防方法としては、1ヶ月に1度、定期的に薬を投与する方法(錠剤タイプ・おやつタイプ)と予防注射を接種する方法(生後6ヶ月以上)があります。予防注射は6ヶ月間で効果がなくなりますので、年2回の接種が必要です。 ※予防注射には若干の副作用も報告されているようです。獣医師と十分に相談をして接種してください。 犬にとっては生死にかかわる問題なので必ずお薬を投与してあげてください。 フィラリアはお薬により確実に予防できます。投与期間は蚊が発生しはじめるころからですが、地域によって蚊の発生時期は違ってくるので、獣医師と相談の上、投与する期間を決めていただいてしっかり飲ませましょう。感染してから心臓に到達するまでに2ヶ月ありますので、定期的に接種することで、体内にはいった感染幼虫を死滅させることができます。 仔犬のうちは部屋で過ごすことが多いと思われますが、なるべく蚊にさされない環境づくりを心がけてください。

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体に負担をかけないよう注意してあげましょう。

急な階段や段差ののぼりおりは控えてください。 子犬はまだ骨が弱いので、無理な力が加わると関節を痛める原因になります。 特に、ミニチュアダックスなどは胴体が長いので腰をいためやすい傾向があります。 抱き抱える際にも腰に負担がかからないよう注意してあげてください。 また、真夏の日中は、地面がかなり熱くなっているので、この状態の地面を歩かせると足のパッドを大やけどしてしまいます。なるべく涼しい早朝や夕方に散歩するようにしてください。

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